農学部

Faculty of Agriculture

いいね!農学
未来を育む人になる。

Faculty introduction

学部紹介

学部紹介

 

一人ひとりの「学びたい」を育てる

創立以来120年の歴史を持つ愛媛大学農学部は、これまで「農学」の教育研究を幅広く行ってきた結果、地域社会、日本全国、さらに世界の多くの業種に、様々な個性を持つ人材を輩出してきました。これは「農学」が、現代社会の様々な問題解決のための鍵を持っていて、愛媛大学農学部に、個性あふれる教職員、学生の皆さんが集い、一人ひとりが学びたい事を学べる環境が整っているからこそ成し得たことです。我々は常に解決すべき問題に向き合っていて、さらに、予期しない自然災害、伝染病等の緊急対応が求められる出来事も突然起こります。これらの課題は、一人だけの知識、技術では解決できず、多くの分野の知識を持つ人々が結集して知恵を出し合うことによって良い結果が得られるものです。

農学部の樽味キャンパス内外には様々な農学部の教員が関係している施設があり、各国からの留学生も学んでいて、皆さんが学びたくなる環境が整っています。農学部でお会いできることを楽しみにしています。

農学部長・大学院農学研究科長
山内 聡

食料生産学科

農業生産学コース

21世紀の地球をグローバルな視点から眺めると,人口の急増による食糧不足や人間活動による地球環境の汚染が進むと予想されます。私たちや私たちの子孫の未来をより良いものにするために,これからの新しい農業は地域だけでなく地球全体の環境を考えた持続可能なシステムを作り上げていくことが大切です。農業生産学コースでは,実際の農作業の体験を通して農業と周囲の環境を理解し,さらに分子生物学など最新のテクノロジーを活用して新たな農業生産技術の確立を目指した教育研究を行っています。

 

より詳しい動画をアップしていますので農業生産学コースHPもご覧ください。
http://web.agr.ehime-u.ac.jp/~seisan/

植物工場システム学
コース

各種センサを用いて栽培環境情報,及び植物の生体情報に関するビックデータを収集・分析し,その結果に基づいて栽培環境を制御することをSpeaking Plant Approach(SPA)といいます。これを実現し安全で安心して食べられる食料の安定供給を確立するため,先端技術を駆使した植物工場・施設栽培における環境制御のための装置や理論,生体情報計測に基づいた植物生育診断システム,情報収集を含めた各種作業のロボット化に関する教育研究を行うとともに,これらの技術や知識を習熟し,食料生産に関する諸問題に対応できる人材を育成します。

食料生産経営学
コース

農業や水産業が産業として成り立つためには,十分な利益を上げることができる農業経営や水産経営の存在が必要不可欠です。そして,安全・安心な食料を安定的に消費者に届けるためには,流通のあり方についても考える必要があります。食料生産経営学コースでは,農水産業や食料を取り巻く社会的な問題について,経済学,経営学,社会学,政策学等をベースとした教育研究を行っています。また,座学だけでなく,ヒアリングや参与観察等のフィールドワークも重視しています。

知能的食料生産科学 特別
コース

 

知能的食料生産科学特別コースは,圃場,園芸施設,植物工場など様々な食料生産現場で,農家の持つ知識・技術やさらに最新のセンサー技術によって得られた環境や植物の生育等のデータを,クラウドなどのネットワークを駆使し収集したビックデータを活用し,人工知能などの先端の情報処理技術を駆使して,農業におけるデータサイエンティストを育成します。これら知識や技術を用いて農業生産に関する一連のプロセスをスマート化します。食糧生産における基礎から最新の応用分野(知能化・自動化・ロボット化と遺伝子レベルの解析や応用など)に必要な知識や技術を身につける意欲を持った学生を広く求めています。

生命機能学科

応用生命化学コース

 

分子生物学を中心とした生命化学は,生物のもつ多種多様な機能を明らかにしてきました。生命機能の開発と有効利用は,農学,医学,工学,生物学等の分野で精力的に進められ,将来の人類社会に大きく貢献することが期待されています。本コースでは,有機化合物,核酸やタンパク質などの生体高分子,さらには細胞についての基礎研究から,遺伝子組換え,細胞培養,バイオリアクター等の応用研究に至る幅広い学問分野を教育・研究の対象として一貫した教育を行うことにより,多くの産業分野で活躍できる人材を育成します。

 

受験生向けに最新情報を随時更新しています。
生命機能学科受験生ホームページもご覧ください。
https://www.agr.ehime-u.ac.jp/student/vital-function/

健康機能栄養科学
特別コース

 

高齢化と国民の健康意識の高まりに伴って,健康維持の基本である「食」の役割はますます重要になっています。この様な社会的背景のもと,健康機能栄養科学特別コースでは,学部から修士までの6年間の一貫した教育プログラムにより,食と健康のエキスパートを養成することを目的としています。動物細胞培養技術や動物実験による食品の保健機能解明研究(食品機能学教育分野)や栄養疫学や医学統計の手法による地域住民や疾病者を対象とした疫学研究(地域健康栄養学教育分野)などの基礎領域から,機能性食品の開発などの応用領域に至る実践的な教育および研究を通して,食品科学に関する高度な専門知識と確かな技術を習得し,即戦力として社会で活躍できる人材を育成します。

生物環境学科

森林資源学コース

森林は多くの動植物の住処であると同時に,地球の気候の安定化に寄与しています。私たち日本人は有史以前から森林を様々な形で利用してきましたが,現在では人と森林との直接的な関わりを意識することが少なくなっています。森林資源学コースでは座学だけでなく,フィールド実習や国内外で展開されている学術研究などの実践的・体験的な活動を通じて,森林に関する課題解決に必要な知識や技術を学ぶことができます。そして,多角的・持続的な森林資源利用,地球温暖化,生物多様性保全といったグローバルな課題から,地域の林業や土砂災害防止といったローカルな課題まで解決できる人材を育成します。

 

森林資源学コースHPもご覧ください。
http://forest-resources.agr.ehime-u.ac.jp/

地域環境工学コース

 

農村は,水資源や土地資源といった生産基盤を有し,安全かつ安心な食料生産と生活の場を提供する役割を担っています。本コースは,そのような農村の生産環境と生活環境を災害対策も含め,適切に整備,管理,保全する科学技術を学び,グローバルな生物生態環境を持続的かつ快適な状態にするための課題解決能力を身につけた人材を育成します。
本コースには,農業土木プログラム(JABEE認定)と環境工学プログラムがあります。農業土木プログラムを終了すれば修得技術者となり,世界に通用する技術士補の資格を取得できます。

 

地域環境工学コースHPもご覧ください。
https://www.agr.ehime-u.ac.jp/academics/biological-environment/rural-engineering/

環境保全学コース

近年の急速な社会の工業化や資源需要の増大は,地球規模での自然環境の悪化や生態系の破壊をまねいています。私たち人類も含め,地球上の全ての生命と生態系の存続は,今後私たちが環境と調和した持続可能な社会を構築できるかどうかにかかっています。このような時代背景のなかで,本コースでは(1)自然環境を科学的に観察,理解する方法,(2)環境の悪化が生態系におよぼす影響を監視,解析する方法,(3)将来の自然環境の悪化を防止,改善する方法を学びます。そして,自然環境と生物資源の保全に貢献できる人材を育成します。

 

環境保全学コースの詳細な情報や教員一覧はこちらよりご覧ください。
http://bioenv.agr.ehime-u.ac.jp/

水環境再生科学
特別コース

 

 

農村地域の水環境問題は,その重要性にもかかわらず,対策が極めて遅れています。本特別コースでは,日本はもとより世界(特に,発展途上国)において,生活排水,工業排水,農業排水などで汚染が進行している「農村の農業用水,生活用水,河川水,地下水などの水環境」の再生と,下水再生水や下水汚泥などの再生資源の農業利用に関して,世界で活躍できる高度な知識と技術を有する人材を,修士課程までの6年一貫教育で育成します。農村地域の水環境を専門にした総合的カリキュラムは,本特別コースのものが,日本では唯一です。

 

水環境再生科学特別コースHPもご覧ください。
https://www.agr.ehime-u.ac.jp/academics/biological-environment/wrs6/

Facilities

施設紹介

  • 植物工場

    本センターは、2009年に経済産業省および農林水産省の支援により設立されました。農学部がある松山市樽味に「知的植物工場基盤技術研究部門」を、宇和島市津島町の南レク内に「植物工場実証・展示・研修部門」を設置し、ICT、ロボット、AIなどの最先端技術を活用した超スマート農業の確立を目指すとともに、これらの技術を習熟した人材の育成を行っています。また、関連企業との共同研究を通して、新技術の農業への実装を目指すとともに、地域社会の活性化に貢献しています。

  • 環境産業研究施設(三浦記念館)

    環境産業研究施設は、21世紀の地球環境問題や循環型社会の形成における諸課題に対応するため、産学共同の研究施設として三浦工業株式会社の寄贈により平成14年に設置されました。この施設には、ダイオキシン類など超微量有害物質を測定するためのガスクロマトグラフ高分解能質量分析計等の先端分析機器や環境浄化・資源循環システムの開発に向けた各種実験装置があり、地域の産学共同研究から国際的な先端研究にまで様々に活用されています。

  • 附属演習林

    愛媛大学農学部附属演習林は石手川の源流域に位置し、標高515mから1,216mまでの変化に富んだ面積383haの実験林と、研究・教育の拠点となる米野々森林研究センターで構成されています。
    センターには、学生が共同で課題に取り組むことができるように講義室・実験室・工作棟・宿泊設備が整備されています。
    ここでは、自然豊かなフィールドを活かした調査・研究や、実体験を伴った森林管理の技術を学ぶことができます。

Research activities

研究紹介

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Career path

進路・就職

農林水産
(有)石坂養鶏、農事組合法人エコワンファーム、愛媛森連産業(株)、(株)白龍湖観光農園、(有)竹内園芸、農事組合法人吉浦牧場、(株)村田農場、(株)類設計室、(有)若葉農園 等

建設・不動産
飛島建設(株)、(株)穴吹コミュニティ、(株)カチタス、(株)新洲、日特建設(株)、(株)芙蓉コンサルタント、三井住友建設(株)、(株)四電工、四国ホーム(株)、(株)リブウェルヤマザキ 等

製造
あさひ製菓(株)、(株)あじかん、(株)あわしま堂、アヲハタ(株)、池田糖化工業(株)、(株)イシイフーズ、井関農機(株)、(株)伊藤園、(株)ウッドワン、エム・シーシー食品(株)、(株)オカベ、オタフクソース(株)、オハヨー乳業(株)、共立製薬(株)、協同乳業(株)、栗田工業(株)、JAえひめフレッシュフーズ(株)、(株)四国シキシマパン、大和冷機工業(株)、田中紙管(株)、東海物産(株)、西日本フード(株)、日亜化学工業(株)、日本食研ホールディングス(株)、(株)ビージョイ、フジパン(株)、(株)母恵夢、ホクシン(株)、マリンフード(株)、マルホ(株)、三浦工業(株)、山崎製パン(株)、(株)ヤンマーアグリージャパン、UCC上島珈琲(株)、ヨドプレ(株) 等

運輸・情報通信
NECソリューションイノベータ(株)、(株)STNet、セリオ(株)、(株)テレビ愛媛、(株)電通ダイレクトマーケティング、(株)NTTドコモ、(株)NTTデータSBC、(株)NTTフィールドテクノ、阪急電鉄(株)、森実運輸(株) 等

卸売・小売
アクアクララ(株)、イオンリテール(株)、カミ商事(株)、(株)キクノ、(株)コスモス薬品、生活協同組合コープえひめ、大黒天物産(株)、大信産業(株)、津田産業(株)、(株)仁科百貨店、ネッツトヨタ瀬戸内(株)、パナソニックエコソリューションズAWE(株)、福岡大同青果(株)、(株)フジ、(株)フラワーオークションジャパン、(株)マルタ、(株)万代、(株)ヤマノ、ヨシケイ開発(株)、(株)レデイ薬局 等

金融・保険
(株)阿波銀行、(株)伊予銀行、愛媛信用金庫、大和証券(株)、(株)徳島銀行、日本生命保険(相)、(株)百十四銀行、富士火災海上保険(株)、(株)山口フィナンシャルグループ 等

教育・研究関係
愛媛県公立高等学校、愛媛県公立中学校、大阪府公立高等学校、大阪府公立中等教育学校、(大)愛媛大学 等

公務員
愛知県庁、愛媛県庁、大分県庁、岡山県庁、香川県庁、経済産業省、警視庁、高知県庁、国土交通省四国地方整備局、西条市役所、島根県庁、四国中央市役所、東京税関、徳島県庁、農林水産省、兵庫県庁、広島県庁、広島市役所、防衛医科大学校、松山地方裁判所、宮崎県庁、山口県庁、林野庁、和歌山県庁 等

電気・ガス・サービス・その他
アース環境サービス(株)、(株)荒谷建設コンサルタント、愛媛県土地改良事業団体連合会、(株)近畿日本ツーリスト中国四国、(株)サニックス、JA愛媛たいき、JAえひめ中央、JA越智今治、JA西条市、JA全農えひめ、JA新居浜市、JA松山市、国立研究開発法人森林研究・整備機構森林整備センター、内外エンジニアリング(株)、(株)マイナビ、(株)三井開発 等

進学(大学院)
愛媛大学大学院、岡山大学大学院、九州大学大学院、京都大学大学院、佐賀大学大学院、静岡大学大学院、東京工業大学大学院、長崎大学大学院、奈良先端科学技術大学院大学、広島大学大学院、横浜国立大学大学院 等

Q&A

質問コーナー

Q愛媛大学農学部の魅力は?

A.21世紀の世界が抱える課題を「食料」、「生命」、「環境」の視点から解決するため、食料生産学科、生命機能学科、生物環境学科の3学科を設け、地域と世界を見据えた独自のカリキュラムによる教育研究を行っています。また、農学部の樽味キャンパスはもとより、附属農場や演習林も松山市内にあり、コンパクトにまとまった教育研究環境となっています。

Q生命機能学科ではどんなことを学びますか?

A.化学の基本である有機化学・分析化学から、分子生物学・微生物学・生理学といった多様な講義で基礎を固め、食品栄養学、酵素化学、機器分析学などの講義で専門知識を身につけます。さらに実験実習では器具の使い方から化合物合成、酵素活性/代謝産物測定、遺伝子組換え等を修得します。3年後学期(特別コースは前学期)から研究室に配属され、学んだ知識と技術を駆使して卒業研究を進め、ゼミでの発表・討論によりプレゼンテーションやコミュニケーションの能力を養います。

Q特別コースについて教えてください

A.知能的食料生産科学特別コースでは、スマート化による攻めの農業を目指して、ICTや最先端のセンサー技術を利用し、食料生産の情報化・知能化の推進、スマートアグリの実現を目指した教育研究を実施しています。健康機能栄養科学特別コースでは、食による健康長寿社会の実現を目指して、食品成分の栄養学的・機能学的解析などの基礎領域から、機能性食品の開発などの産業に直結した応用領域に至る教育研究を実施しています。水環境再生科学特別コースでは、農村地域の水環境問題の解決を目指して 、日本はもとより、発展途上国で汚染が深刻化している、生活排水、工業排水、農業排水等による農村の水環境(農業用水、生活用水、河川水、地下水等)の再生に関する教育研究を実施しています。さらに詳しい内容は、HPに掲載していますので、是非、御覧ください。

Q環境について興味があるのですが、生物環境学科はどんな学科ですか?

A.生物環境学科は、山から海までの環境問題を総合的かつ包括的に学ぶことができる学科です。森林資源学コース、地域環境工学コース、環境保全学コースにおいては、環境に関する先端的な計測・分析・解析や改善手法の習得ができる実験・実習、人類と自然を共存させる環境に関する講義や実験や実習などの各科目を開講しています。生物環境学科は実験・実習で体験しながら学びます。

Q食料生産学科では、どのような実験・実習をしますか?

A.コースによって、実験・実習の内容は異なります。農業生産学コースは農場実習の比重が高く、植物工場システム学コースは植物工場をベースとした実験・実習が多くなっています。また、食料生産経営学コースは、農村や漁村への現地調査が多いのが特徴です。さらに、学科全体の実習として1年次に、農学実習ⅠA(農場実習)、農学実習ⅠB(見学実習)を開講しています。

Q農学部の卒業生は、どのような所に就職していますか?

A.卒業生の就職先は公務員、教員、民間企業、農業団体等、多岐にわたっていますが、他学部と比べた場合、公務員(主に農業職・林業職・農業土木職)、食品・環境関連の企業、農業団体(主に農協)が多いのが特徴と言えます。最近は100%に近い就職決定率を実現しています。

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